嫁入り道具は全自動乾燥洗濯機
現代では「嫁入り道具」という言葉があまり使われなくなりました。
嫁入り道具とは、妻となる花嫁が結婚する時に持っていく家財道具のこと。
かつては結婚前に長持や鏡台、布団、衣装類、洗濯板、針道具などを準備するのが一般的でした。
時代が下るとミシンや箪笥、ドレッサー、着物などが加わります。
さらに時代が下ると、ユニット家具や大型ソファ、3ドア冷蔵庫や全自動洗濯機などが結婚の嫁入り道具の定番になっていきます。
では現代の嫁入り道具事情はどうなっているのでしょうか。
最近の若い女性は、嫁入り道具に生活必需品を選ぶ傾向があるそうです。
家具や家電は夫となる花婿と相談して必要なものをリストアップ。
予算に応じて嫁入り道具として準備します。
食器や衣類は母親と相談し、結婚後の新生活に必要な分だけを購入するといった具合です。
現在、大人気なのが、家事を楽にしてくれる全自動乾燥洗濯機だそうです。これはすべて自動で洗濯から乾燥までできる洗濯機で、わざわざ洗濯物を干す必要がないんですね。
共働き夫婦にもピッタリですし、子供が生まれてからも家事を省力化できて便利です。
お値段はちょっと張りますが、新生活に大いに役立つ嫁入り道具といえるのではないでしょうか。