お風呂場のパッキン交換

先日、お風呂場のカラン付近から、水がポタポタとこぼれていました。
うちのお風呂場の水栓はシャワーとカランが一緒になっていて、左側の目盛りで温度調節が、右側のレバーで水圧等が操作できる『サーモスタット混合水栓』です。

『サーモスタット混合水栓』だ、ということを判明させるだけでもちょっと苦労した私。
あちこち触っているうちに、さらに水漏れは激しくなり。
これは、水道パッキンの劣化なのか、それとも水栓自体が壊れているのか……。

旧式の蛇口であれば、水道パッキンの交換で簡単に水漏れが直せる、くらいの知識はあるのですが、サーモスタット混合水栓となるともうサッパリ。

これは業者さん案件か…と調べてみたところ、水道パッキンの不良なら、諸々合わせて修理費用は8千~1万2千円くらいと出ています。
カラン部分の問題なら、1万1千~2万円程。

この段階でも結構キツいのに、さらにさらに、サーモスタット混合水栓の全取っ替えが必要となると、部品代がどーんと高くなって3万3千~6万円くらいの出費になるとあるではありませんか!

「ろ、6万はヤバいでしょ!?」

静かにアワアワしている最中、夫が仕事から帰ってきました。
事の次第を話していると、途中から夫はスマホを取り出して何やら検索。

「たぶん、俺でも修理できると思うんだけど。やってみようか」

夫はしばらくお風呂場で何やらやっていたかと思うと、自転車でホームセンターへ出掛けていき、ビニール袋を下げて帰宅後またお風呂場へ。

何をしてるのかな~と見てみると、壁からあのごっつい水栓をガボッと外しています。
「ええっ! そんなことして大丈夫!?」
思わず慌てましたが、夫は「大丈夫だよ~」と返事をするだけ。
それから20分もしないうちに、水漏れはすっかり直っていました。

水栓と配管の間にあった水道パッキンが悪くなっていて、それを取り替えるだけで良かったとのこと。
替えの水道パッキン代は200円くらいで、2万円だとか6万円だとかが嘘のような値段で修理完了です。
夫、素敵すぎる…

自分では節約できないところを節約できると、途端に「結婚してよかったな~♪」となる私でした。